• 更新日:
  • 公開日:2020.02.20

仕事のキャリアの悩みならコチラ!悩み別の相談窓口一覧とよくある相談

執筆者情報
Rika

Rika
キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント

40代女性、北海道在住。8年半の大手人材紹介会社勤務を経て、現在は転職・キャリア関連のフリーライターをしています。3000名以上の転職相談(カウンセリング)した経験をもとに、役立つ情報を提供致します。

仕事において自分では解決できないような悩みを抱えてしまった時、あなたは誰に相談をしますか?

もしも友人や家族に相談しにくい、しても解決できるかわからないのなら、全くの第三者にアドバイスを求めるという方法があります。一人で悩む前に電話やネットで気軽に相談できる公的機関や民間団体にコンタクトしてみませんか。匿名かつ無料で相談可能です。

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【悩み別】仕事の悩みを相談できる窓口一覧

問題解決に向けて一歩を踏み出すための相談機関や窓口を紹介します。

労働問題に関する悩みなら「総合労働相談コーナー」

総合労働相談コーナー」は、厚生労働省が運営している無料相談窓口のひとつです。会社からの理不尽な対応やハラスメント問題を相談できます。

相談例
・ハラスメント問題(セクハラ・パワハラなど)
・給料問題(理不尽な賃金の引き下げ・残業代未払い・給料未払い・委託金未払いなど)
・社内いじめ・嫌がらせ行為
・性的指向に関する労働問題
・個人事業主が抱える労働問題
・就活における悩み など

総合労働相談コーナーの特徴は、相談内容に応じた解決のための具体的な情報提供が行われることです。

社内解決が見込めそうな場合は、人事課や社内窓口への相談が促されますし、当事者間での解決が困難なケースでは、各専門機関への相談を提案します。

総合労働相談コーナーは、全国の労働局・労働基準監督署内に設置されています。各所で相談時間が異なる上、比較的早い時間に閉まるのでご注意ください。相談は面談もしくは電話で受け付けており、予約の必要はありません。

職場ストレスに関する悩みなら「こころの耳」

こころの耳」は、働く人の心の健康確保と自殺や過労死の予防のためのポータルサイトです。仕事に関する悩みや心身の不調を感じた場合、無料で相談ができます。

相談例
・こころの不調などメンタルヘルスについて
・職場の人間関係や業務上の悩みについて
・ワークライフバランスの崩れによる健康問題について
 など

相談したい内容が漠然としていて整理がつかない時や、具体的な相談内容が絞りこめない場合でも、問題解決に向けて客観的なアドバイスを得ることができます。

相談方法はメール(こころの耳メール相談)もしくは電話(こころの耳電話相談)どちらでも可能です。また働く本人だけでなく問題を抱えている人の上司や同僚、家族からの相談も受け付けています。

匿名のまま相談ができ、ニックネームでも問題ありません。ただし、より具体的なアドバイスが得られるよう「都道府県・市区町村」「性別」「年齢」といった情報は正確に入力するようにしましょう。

電話相談はフリーダイヤルを使うことができます。受付曜日は平日月曜日と火曜日だけですが22時まで対応してくれます。土曜日と日曜日は16時までとなります。

電話が混みあって繋がりにくい時もあるので、時間的な余裕がある時にかけるのがよいでしょう。

キャリア・人間関係の悩みなら「全国職業相談センター」

全国職業相談センターは、株式会社日本技術総合研究所が運営する仕事に関する相談窓口です。

民間企業ではありますが、人材紹介会社のように特定の企業への斡旋などはありません。あくまで中立的な立場で相談業務を行っている団体です。

相談例
・今の仕事に不満があり、退職を考えている
・興味があった農業を始めてみたい
・非正規雇用の状態で将来に不安がある
・子育てが落ち着いたので再就職をしたい
・定年後のセカンドキャリアについて相談したい 
など

上記のようなセカンドステップについての話だけでなく、「ブラック企業かもしれない」「入社前に聞いていた労働条件と異なる」「退職させてもらえない」といった相談をすることも可能です。

相談費用は基本的には無料で、専門機関と連携するなど万一費用が発生する場合は事前に案内があるため安心して利用ができます。

利用方法はまずWEB申し込みから。お問い合わせフォーム上に必要事項を入力し、返信を待ちます。相談内容にマッチした専門の担当者を紹介されるので、相談者が同意した後、やりとりが始まります。

職場ストレス・仕事で感じるコンプレックスの相談なら「カウンセラー」

言葉に出すほど辛いことが続いている時は、電話する気力すらわかないもの。そんな時にはSNSなどを使ったチャット形式でカウンセラーに相談しましょう。

カウンセラーに相談する方法はいくつかありますこちらの記事「カウンセリングとは?」を参考に自分に合いそうなカウンセリング先を探してみてください。

カウンセラーでは以下のような相談ができます。

相談例
・職場でミスが続き、気持ちが塞ぎこんでしまっている
・一度大きな失敗をしてからというもの、ネガティブ思考が止まらない
・上司が変わってから不眠が続いている
・先輩から厳しい叱責をされ続け体調が優れない など

無料・有料とありますが、改善したいことがある人や相談できる人が周囲にいない人は、有料のカウンセリングで固定の先生と長期間カウンセリングすることをお勧めします。

適職・キャリアの悩みなら「キャリアアドバイザー」

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーに無料で相談ができます。

相談例
・自分にはどんな仕事が向いているか、といった適職相談
・自分の市場価値を知りたい
・転職活動をどうすすめたらよいか、やり方を教えてほしい
・内定確度を上げるための面接対策 
など

相談は対面もしくは電話で実施され、エージェントによっては22時までの夜間帯や土日の対応もしてくれます。初めての転職でも、求人の選び方や応募書類の作成方法など丁寧に説明してくれます。

最終的には経歴と希望に合致した求人が複数紹介される仕組みになっているため、転職活動をすすめていくという前提で話が進んでいきます。

自分の中ではっきりと「転職をする」と決めていなくても、サービスの利用自体は可能です。ただしエージェントによっては、サービス提供期間が3か月と決まっているところもあるので、利用前に確認をしてから登録をしましょう。

仕事の悩みについてよくある相談

仕事の悩みには色々な種類がありますが、大きく分けると人間関係・ストレスからくる体調不良・雇用形態や給与に関する不安・キャリア形成などに分類されます。

職場の人間関係・いじめ(ハラスメント問題)

職場には様々な価値観の人がいます。性別や年齢はもちろんのこと、働く目的が異なる人たちが集まればトラブルが起きやすくなるのは当然のことかもしれません。

しかし「まだ我慢できるかも」「自分に何か落ち度があるのかもしれない」という思いこみは状況を悪化させます。周囲の自分に対する言動が、指導なのか嫌がらせなのか判断つきかねる場合でも、状況を詳細に記録して第三者に相談をしましょう。

また、パワハラやセクハラだけでなく、仮にハラスメントを行う側にその意識がなくとも自分が精神的・身体的苦痛を感じるなら、それは対処すべき事案です。

無視される・誘われない・大事な情報を共有されないなどはモラハラと呼ばれ、ひどい場合はうつ病や慢性的な体調不良を引き起こす緊急性の高い事案です。

このような案件は場合によっては裁判沙汰になり得ます。「これって違法行為ではないのか?」と思ったら、弁護士へ無料相談できる「法律相談Q&A」をご利用ください。

職場ストレスによる憂鬱感や体調不良

新しい組織体制への変更やプレッシャーのかかる仕事を任された時など、知らぬ間に大きなストレスを抱えていることがあります。その影響は肉体的もしくは精神的な症状として現れてきます。

例えば、出社時に感じる頭痛や腹痛、過度な不安からくる動悸・息切れ、悲観・喪失感ストレスで限界というサインです。他にもストレスからくる体の異常には様々な種類があることが報告されています。

早めにカウンセリングや精神科などの医療機関にかかるなど、対処が必要になってきます。

職場の待遇や不正解雇

企業からの一方的な給与減額は特段の事情が無い限り認められていません。また解雇も相当の理由がなければ企業は実施できないという判例が過去に出ています。しかし実際には下記のようなケースで解雇される事例が今も後を絶ちません。

・会社の業績不振による突然のリストラ

・病気やケガ、妊娠を理由にした解雇

・人間関係や業務態度による解雇

・スキル不足による解雇 など

これらは不当解雇として認められる可能性があります。解雇の無効を主張し、解雇の撤回もしくは未払い賃金の請求できるケースがあるでしょう。一度弁護士への相談をおすすめします。

キャリアへの不安

職場に大きな不満はないし賃金や休日などの労働条件にも満足しているが、ずっとここで働き続けてよいのだろうか」このような悩みを持つ方は多いです。

一方、なんとなくの悩みなので自分の中で緊急性が低いと判断してしまい、積極的な解決を試みる人は少数派です。

特に何が不安ということはないのだけれど漠然とした不安感を感じてしまう、そんな時は自分の気持を一度吐き出して整理することから始めてみましょう。だいたい次のような内容が浮き彫りになってきます。

・今は若いからできるこの仕事も、40代、50代になってこなせるだろうか

・AI化、PRA化が進み、自分の仕事が奪われないだろうか

・市場変化が激しい中で、今勤めている会社は今後も生き残れるだろうか

・もっと自分に向いている仕事があるのではないか

こういった悩みには、転職エージェントなどに在籍するキャリアアドバイザーが力を貸してくれます。

「やりがいのない」仕事からの転職

仕事にやりがいを感じられなくなった」という転職理由はよく耳にしますが、「やりがいがない」という状況が何を指すかは皆異なります。

自分でなくてもできる単調な仕事」という人もいれば、「誰からも感謝されない」「人の役にたっている実感がない」といったことを意味する人もいます。

他にも「頑張っても評価が変わらない」「将来につながらない」など、人それぞれです。従ってどんな環境や仕事内容であれば自分がやりがいを得られるのかも人それぞれになります。

やりがい」という言葉を多用せずに自分なりの言葉で「目指すべき状況」を言語化し、「現在の状況」とどんな乖離があるのか認識することが状況改善の一歩となるでしょう。

自分の適職が見つからない

自分は何に向いているのだろうか」「自分に合う仕事が分からない」これらの相談は若年層だけでなく、40代の方からもよくあります

現在の40代は氷河期時代に就職活動を行ったため、不本意にも非正規雇用となり能力開発の機会が中々得られないまま職歴を重ねてしまった方が多くいます。

自分の特性や強みを見出せていないけれど、まだやり直しがきくなら新しい可能性を試したいといった切実な願いをもっています。

自分で行う自己分析や、適性診断、エージェントへの相談などを通して、時間をかけて自分の適性や強みにあった職業を絞り込んでいきましょう。

転職するか迷っている人へ

転職すること」と「転職活動をすること」は似て非なるものです。内定が出ても必ず入社をしないといけないわけではありません。

自分にはどんな可能性があるか試しに転職活動するだけでも新たな気づきや発見につながります。あまり気構えず、悩みを解決するひとつの方法として検討をすすめましょう。

転職のタイミングとは?

転職活動を始めて行う人の中には、新卒の就職活動同様、内定後半年・一年先に入社をすると思っている人がいますが、中途採用のスケジュールはもっとタイトです。

中途入社では内定をもらうと45日~60日以内に入社するのが一般的で、面接時や内定後に企業と転職者が相談して決める形になります。各企業は社内に欠員や増員のニーズがあれば、時期を問わず募集をかけます

自分の希望する業界や職種にすぐに出会えるかは運によるところも大きいですが、都市圏であれば常時希望する条件の求人と出会いやすいと言えるでしょう。

転職を考えたら、現職の引き継ぎや有給消化を考えたうえで、まずは入社可能時期の見当をつけます。

採用試験は書類選考と複数回の面接で3週間~6週間ほどかかりますので、逆算すると希望入社日の3か月ぐらい前から転職活動を開始するとよいでしょう。

転職する前に検討すべきこと

転職理由を再点検しましょう。「自分はなぜ転職を考えるのか?」「それゆえに転職先の企業はこの軸で選ぶ」という2点をしっかり自分の中で言語化できるかが重要です。

転職を考えはじめると「我慢が足りないのだろうか」「今辞めたらただの逃げかも」辞めたら他の人に迷惑がかかりそう」というが気になりだし、身近な人に答えを求めがちになります。

ですが、今の職場を変えるかどうか最終的に判断を下すのは自分しかいません。自分の人生です。我慢が足りなくても、逃げと言われても、多少の迷惑がかかっても自分がどうしたいかを優先すべきです。

自分がこの環境に「限界」と感じるなら、他人の意見はあくまで参考程度にとどめ、自分の心の声を大事にしていきましょう。

まとめ

人生100年時代と言われ、人生の中で就労する期間が長期化しています。誰もが長い仕事人生の中で様々な悩みにぶつかるもの。大切なのは一人で抱えこまずに相談相手を持つことです。

相談できる人がいない」「周囲には相談しにくい内容である」といった状況でも、第三者に無料で相談できるサービスが国内には多数あります。

すぐに根本的な解決に結びつかなくても、話すだけで気持が楽になることだってあります。「こんな悩みでも相談してよいのだろうか?」と難しく考えずに、気軽な気持ちでアクセスしてみましょう。

emist編集部

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