• 更新日:
  • 公開日:2020.02.20

完璧主義者に向いている仕事とは? ストレスを感じやすい仕事や職場の特徴

執筆者情報
中村亜綺

中村亜綺
フリーキャリアコンサルタント

商社の受付やパティシェ、DTPオペレーターなど、7職種13回の転職の後、独立。フリーランスのキャリアコンサルタントとして就職支援・採用支援・企業内人材育成・ワーママ支援など、様々な角度から「人が働く場」に関わる日々。愛してやまないものは、神社とジャズとお酒とムーミン。

独自の合格ラインを持つ完璧主義者は、向いている仕事・向いていない仕事がはっきりしています。そのため、自分の特性を把握した上で仕事を選べば、天職に出会う可能性もゼロではありません。

しかし、自分に向いていない仕事を選んでしまうと、仕事への自信や熱意がなくなり強いストレスを感じてしまうでしょう。

完璧主義者に向いているのは、「数値化でき」「論理的」で「こだわりを持てる」のいずれかまたは複数に該当する仕事です。どのような仕事がこれに当てはまるのかについて、この記事で詳しく紹介します。

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完璧主義な人に向いている仕事とは

まず「完璧主義」とは具体的にどんな人のことをいうのかを考えてみましょう。

①  決して手を抜かず質の高い仕事が出来る人
②  ミスや抜け・モレがなく細かいことも丁寧にこなしていける人
③  妥協を許さず理想をとことん追求する人

このような人が「完璧主義」と言えそうです。このような人に向いている具体的な仕事の条件を紹介します。

数値化できる仕事

完璧主義な人は「とにかくいい仕事をしよう!」みたいな曖昧な目標設定を好みません。目標や成果が数値化できるものや、数字によって根拠や正しさを示すことができる仕事が完璧主義の人に向いていると言えます。

論理性がある仕事

完璧主義な人は、客観的評価の高さを求める傾向があります。言語化できない“雰囲気”や“感覚”で良し悪しが決まるのではなく、論理的なストーリー展開が重視される仕事の方が向いているでしょう。

職人的なこだわり

どんなことであれ、関わった以上「そこそこ」で済ませたくないと思うのも完璧主義ならでは特徴です。言われなくてもこだわってしまう性分ですから、こだわることが当たり前ともいえる「職人的な世界」は、完璧主義なあなたの活躍の場になる可能性が高いといえるでしょう。

完璧主義な人に向いている仕事例

では、各仕事条件から完璧主義の人に向いている仕事を具体的に挙げてみましょう。

数値化できる仕事の例

マーケティング

数値化できる仕事と言うと、真っ先に思い浮かぶのは経理や会計、税務に関する仕事だと思いますが、それだけではありません。様々な統計データを基に市場分析をするマーケティングも、数値を扱う仕事と言って良いでしょう。

実際に行った施策に反響が出れば数字として可視化されるため、常に新しいことをしたいクリエイティブ思考な完璧主義者にはかなり向いている仕事のひとつです。

アクチュアリー

アクチュアリーとは、確率論や統計学を用いて起こりうるリスクなどを予測するプロです。

例えば、自動車事故の種類と発生件数、事故による賠償額などの統計データを調査・分析して、自動車保険の保険料や給付額を適切に算出し、顧客の安心保障と企業の利益に貢献します。

積算

積算は建設業界の仕事です。設計図面や仕様書から必要となる建築材料等の数量や必要人員の人件費の合計値を算出し、工事全体で必要な価格を求めるのが積算の仕事です。

図面が読める、工事現場の工数を理解しているなど、専門的な知識が必要な部分はもちろんありますが、企業の利益を決める重要な仕事です。

論理性がある仕事例

研究職/企画/コンサルタント

課題を解決するための緻密なストーリー設計が必要な研究職や企画、コンサルタントも完璧主義の人に向いているでしょう。完璧主義の人は計画通りに行かないことを嫌いますので、リスクヘッジにも長けている人が多いです。

あらゆる角度から課題を見つめ解決への方策を提案することに、やりがいを感じることが出来るでしょう。

プログラミング

個人作業の上、失敗と成功がはっきり目視できるプログラミングも完璧主義者におすすめの仕事のひとつです。今後広がりを見せるであろうAIも、有効活用できるかどうかはプログラミングする人の論理的思考力が左右します。

スクールから知識を身に着けることができ、技術が身につけば財産となりますので転職を検討している人は、ひとつの選択しとして考えてみてはいかがでしょうか。

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職人的なこだわりがある仕事例

設計/製造(加工)

もしあなたが「ものづくり」に興味があるならば、設計や加工などもおすすめです

工業製品は日々品質も機能も向上していますが、それを支えているのは部品の精密化です。今やナノ単位の加工をしている製造の現場で設計や加工に携わることは、完璧主義な人の活躍の場になり得るでしょう。

調理師

調理師も、美味しさを追求する職人的な職業です。繊細さが要求される仕事ですから、大雑把な人では務まりません。

完璧主義な人がストレスを感じやすい仕事や職場の特徴

いくつか職業を紹介しましたがどの職業にも興味が湧かない場合、別の仕事を探すことになるでしょう。ここで紹介する仕事や職場環境を避けた職場探しをおすすめします

完璧主義者がストレスを感じやすい仕事とは

完璧主義の人がストレスを感じやすい仕事は、対人コミュニケーションの重要度が高い仕事です。職種の例を挙げてみましょう。

    カウンセラー
・    介護福祉士
・    販売職
・    コールセンター業務
 など

これらの仕事は、相手のこだわりや価値観の優先が必要な上に、迷いや不安・不満などを抱えた人の話をじっくり傾聴しなければなりません。最終的に「どうするのか」を決めるのも相手です。

そのため対応する側が「こうするべき」という理想にとらわれてしまうと、良い仕事にはなりません。

このように、相手を主役にする要素の強い仕事は、自分の理想を追い求めたい完璧主義の人には、ストレスを感じやすい仕事になるのではと思います。

完璧主義者がストレスを感じやすい職場とは

責任感の強い完璧主義な人は、職場での信頼も厚くリーダーに抜擢される人も多いでしょう。

しかし「リーダー」は、完璧主義な人には案外ストレスになりがちです。リーダーは何人かの部下を抱えるわけですが、全ての部下があなたのような完璧主義者とは限りません。

あなたは常に「周囲の期待以上の仕事をして当たり前」と思っているのですが、部下の中には期待値を満たしていればOKだと思っている人もいるでしょう。仕事の進め方をとっても、あなたがベストだと思っているやり方より自分のやり方を優先する人もいます。

そのような「自分の思い通りにならない部下」に対して、完璧主義な人はストレスを溜めがちです。完璧主義な人にリーダーができないというわけではありません。むしろ、その仕事ぶりが部下のロールモデルになることもあるでしょう。

ただ、あなたが部下に「自分のようであること」を求めすぎると、お互いにストレスを抱えてしまい人間関係を悪化させる可能性が高いので要注意です。

その他、新規事業に関わるような環境やベンチャー企業も注意が必要です。常に試行錯誤の連続でゴール設定が流動的になることが多い環境に、完璧主義な人は戸惑いややりづらさを感じやすいでしょう。

完璧主義な人が仕事を探すときのポイント

では完璧主義な人が仕事を探す時どこのようなポイントを踏まえておくべきでしょう。

「自分の理想の人生」から職業を探す

1日の1/3以上は職場にいるわけですから、その時間をどんな環境で何をして過ごしているかは、確かに重要なことです。

しかし、私たちの人生は職業人の他、家族の一員や地域住民としての時間、また一個人としてのプライベートな時間など、様々な時間で構成されています。

人生100年時代と言われている今、仕事をリタイアした後の時間も思ったより長くなりそうです。

今どんな仕事をするのかだけを見るのではなく、日々をどう暮らしたいかや、将来どんな暮らしをしたいのかを描き、そのために今どんな仕事(働き方)をするのかをトータルで考えてみることも、仕事探しのポイントになり得るのではないでしょうか。

業務内容や職場への理想を多く持ちすぎない

完璧を追求するあなたは、職場や働き方に対しても高い理想を持ちがちです。そのため、「みんなテキパキ」「品質第一」などの求人を見て入社したものの職場の人が怠け者だったり、質より効率が重視されていたりしていてストレスを感じてしまう人もいます。

仕事内容・給与・職場環境・福利厚生などさまざまな理想を追い求めたい気持ちはわかります。しかし、過剰な理想を持ってしまうと自分に合ってそうでも、合わない部分にばかり目がついてしまい、就職しても「今の仕事は自分に合ってない」と思いやすくなってしまうでしょう。

今の仕事が合っていないと感じた場合に考えるべきこと

今の仕事が合っていないと感じている場合、転職するしかないのでしょうか? ここでは状況別に対応方法を紹介します。

職場環境や業務内容が合っていないと感じた場合

明らかに環境や業務内容が自分に合っていないのだとしたら、思い切って転職することをおすすめします。組織があなたのために変わることは、よほどのことがない限りありません。

不満を抱えたまま今の状態を続けていくよりも、転職で解決するのであればその方が良いと思います。

転職をする際に大切なことは、「何をどう変えたくて転職するのか」がきちんと言語化できることです。現職の退職理由は次の仕事や職場への希望条件です。

これが明快になっているとミスマッチを防止できますし、エージェントを活用した転職活動もスムーズになります。

仕事を完璧にこなせず自分に合っていないと感じた場合

私が営業の仕事をしていた頃の話です。

担当顧客の中にSさんという人がいて、私はSさんにあまり好かれていませんでした。大口の数字を持つSさんになかなか提案を受け入れてもらえず、思うように数字は取れないし営業成績も上がってこない。そのうち「営業は私に合わない」と思うようになり、行き詰まった私は鬱病になって、結局仕事を辞めることになりました

退職の日、上司と一緒に顧客の挨拶回りに行くと、「辞めちゃうの?残念だなぁ」「中村さんが来るのを楽しみにしてたんだよ」と言ってくれるお客様が何人もいて、この仕事が合わないと思っていた私はとても驚きました。

そして挨拶回りが終わった時に、上司から「仕事できてないって悩んでたけど、本当はできてたんじゃないのか?Sさんに気に入られることばっかり考えていて、中村のことを認めてくれてるお客さんのこと見てなかったんじゃないか?」と言われたことを、今でもよく覚えています。

完璧主義の人は、「できていない自分」に注目しすぎてしまう傾向があります。90点取っているのに、取れている90点よりマイナス10点に気をとられ、この10点が取れないことで嫌になって全部捨ててしまう。

そんなことをしていませんか? ないものではなく、あるものに着目をする。それが出来れば、仕事や環境を変えなくても、あなたの仕事人生は大きく変わるかもしれませんね。

まとめ

完璧主義な人の強みは目標に向かって努力を惜しまないことです。もし、今やる気をだせない人はのめり込んで努力したいと思える仕事ではないのかもしれません。

この記事を参考に仕事を探し、個性を生かして、充実した日々を送ってくださいね!

emist編集部

本記事はemist(エミスト)を運営する株式会社アシロの編集部が企画を行っております。
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