• 更新日:
  • 公開日:2020.05.20

無気力で何も手につかないのはなぜ?徐々にやる気を取り戻す対処法

執筆者情報
結城真莉那

結城真莉那
ライター

発達障害(自閉症スペクトラム)持ちのアラサーライター。アセクシャル(無性愛)の当事者でもあります。これでも意外と苦労性。今までの経験を元に、ちょっとだけ気持ちが楽になる記事を書いていきたいです。悩んだことも迷ったことも、きっとあなたの糧になります。時々一休みしながら、肩の力を抜いて生きましょう。

無気力で何も手につかない、やる気が出ない…このような悩みを抱えていませんか?

無気力な気持ちになってしまう人の多くのは、大きな悩み事によるストレスや肉体的な疲労、睡眠不足などが原因かもしれません。

この記事では、無気力で何もしたくない人の原因や対処法を紹介します。

ストレスの原因に心当たりがない人は、こころのSOSのサインかもしれません。何をしても解決しない人は早々にカウンセリングなどを受けてみましょう。

無気力で何もやる気が出ない人へ

もやもやした気持ちや、だれにも言えない悩みは他人に相談することで解決するかもしれません。

これ以上気持ちが落ち込む前に、カウンセラーへ相談してみませんか?

うららか相談室でカウンセラーを探す

無気力で何もしたくないのは「ストレス」が原因!

やらなければならないことがあるのに、無気力で何もしたくない

こんな経験はありませんか? その無気力感は、多くの場合「ストレス」が原因です。ストレスによって心も体も疲れ果ててしまうと、何もやる気が起きなくなるだけでなく、趣味なども楽しめなくなる人が少なくありません。

もし「最近、何もしたくないなぁ」「無気力だなぁ」と思っているのなら、まずは大きなストレスを抱えていないかどうかチェックしてみましょう。

精神的ストレスが無気力状態を引き起こす最大の原因

今、無気力感に悩まされている人の中には、何がストレスになっているのか心当たりがある人もいるでしょう。しかし、多くの人は何がストレスになっているかわからず、自分の心と体の状態を正確に把握することはできません。

自分の顔や手を見て「今ストレスが70%ぐらい溜まっているな」などと分析できる人はいないですよね。

そこで、自分の心と体の状態を把握するためのセルフチェックシートを作りました。

かんたんな質問に答えて、今自分の中にどれだけストレスが溜まっているかチェックしてみましょう。

いくつ当てはまりましたか?

多くあてはまる人は、ストレスを強く感じているのかもしれません。

環境を変える、カウンセリングを受けるなどの対処法が必要です。

過度な肉体疲労や金銭的に余裕がないのもストレスになる

適度に体を動かすことはストレス解消に効果的です。しかし、体の動かしすぎはストレスになります。

また、金銭的に余裕がないのもストレスになります。人間、お金の心配があると何かと心に余裕がなくなるものです。

「給料日前…来週ちゃんとごはんが食べられるんだろうか」

「今月の手取りはいくらなんだろうか」

などの心配事は、自分が意識している・いないに関わらず、大きなストレスになります。

【注目!】金銭的な不安は良い会社への転職で解消できます

不信感のある会社や、将来が見えない会社にいるとそれだけで、将来の不安やストレスになるでしょう。

今の生活に金銭的な不安がある人は、転職を考えてみませんか?

転職がうまくイメージできない人は、転職エージェントの利用をおすすめします。

 

うららか相談室でカウンセラーを探す

無気力で何をする気にもなれない時の対処法

ストレスによって無気力になった状態というのは、いわば「心の充電が切れた状態」です。充電が切れているのに無理に動かそうとしても、動かないのは当たり前。そんなときは、「無気力なりの過ごし方」で心を充電するようにしましょう。

安心できる場所で体を休ませてあげる

人間に限らず、動物はどんな動物でも「安心できる場所」でなければ体と心を休ませることはできません。弱肉強食のサバンナのど真ん中では、心も体も休まりませんよね。

ストレスが溜まっているときは、安心できる場所で心と体を休めましょう。自宅でも、実家でも、恋人や親友の家でもかまいません。自分が「肩の力を抜いて過ごせる場所」で過ごしてください。

ストレスが溜まると、体の不調も出てきます。頭痛や腹痛はもちろん、不眠や食欲不振、肩こり、体の緊張が取れないなどその症状はさまざまです。風邪を引いたりしたわけでもないのに体に不調が出てきたときは心がSOSを発していると思って、まずは体を休めましょう。

社会人であれば、何日か休みをもらうのが理想です。それが難しい場合は、いつもより早い時間に布団に入るなどして、睡眠時間をたっぷり確保しましょう。眠れなくても、目を閉じて横になり深呼吸をしているだけで随分体がラクになります。この時、あれこれ考えないことがポイントです。

心配なことや気がかりなことを考え始めると、どうやってもリラックスできませんし、体の疲れが取れません。否が応でも嫌なことが頭の中に浮かんでしまう場合は、ゆっくり数を数えて意識をそらしましょう。

自分でやらなくてはいけないことを最低限まで減らす

「無理にでも動けばなんとかなる!」と、無気力なのを押し切ってあれこれ行動を起こす人がいますが、体と心には負担になるのでストップしましょう。無気力な状態で行動すると、不注意から思わぬ事故に遭う可能性も高まります。

無気力なときは、やらなければならないことを最低限まで減らすのが大切です。あれもこれもやろうとするのではなく、「自分しかできないこと」だけやるようにしてください。他の人に任せられることは、すべて他の人にお願いしましょう。

無気力になると、食事すら億劫になったりします。そんなときは、スナック菓子で済ませても良いですし、出前を取っても構いません。食事の後の片付けも適当に済ませてしまいましょう。

毎日そういった生活が続くのは(生活習慣上)問題ですが、たまにであれば問題ありません。お風呂だって、1日入らなかったからといって死ぬことは基本的にありません。

ストレスをためやすい人というのは、その多くが「他人に甘えられない人」であり「あれもこれも自分でやろうとする責任感の強い人」です。そんな人がある日突然、電池が切れたように無気力になるのは珍しい話ではありません。

「あぁ、何もする気が起きないな」と思ったときは、「今まで頑張ってきたのだから休みなさいってことなんだな」と思って、とことんだらだら過ごしましょう。

世の中のほとんどのことは、自分ができなかったら誰かがやってくれます。困ったとき・しんどいときはお互い様です。体調が悪いときは、無理に自分であれもこれもやろうとせず、他の人にお願いしましょう。

あなたの代わりはいます。

期間限定で自分のしたいことだけをする

期間を決めて、自分のしたいことだけをするのも良いでしょう。1週間なら1週間、3日なら3日、思いきりわがままになってください。食べたいものがあるなら、それを食べましょう。やりたいことがあるなら、やってみましょう。やりたいことがないなら、だらだらゴロゴロしていてもOKです。

期間を区切らず好き勝手に過ごすのは何かと問題が出てくるので、必ず期間を決めてわがままになることが肝心です。

もし同居する家族などがいる場合は、事前に「○日~○日は、自分の好きなことしかしない」と話しておくと良いでしょう。

長期間続いている場合はカウンセリング・精神科などに相談する

無気力な状態が長期間…目安として2週間以上続いている場合は、かなりストレスが溜まっていて限界直前という状態です。早めにカウンセリングを受けたり、精神科を受診したりして問題解決に取り組んでください。

無気力で何もする気がないのに「眠れない」のは危険サイン!

「無気力なのに眠れない」

「いくら寝ても疲れが取れない」

という場合は、できるだけ早めに専門家の助けを借りましょう。カウンセリングで自分の気持ちを吐き出すのも良いでしょうし、精神科を受診すれば一人ひとりの症状に合わせて寝つきを良くする薬なども処方してもらえます。

眠れないというのは、自分が思っているよりもかなり深刻なことです。眠れなければ心も体も回復しません。

「眠れてはいるけれど、起きたときに体がすごく疲れている」という場合は、寝ている間も体の緊張がほぐれていない可能性があります。

いずれの場合も、心がSOSを発している証拠なので、できるだけ早めに専門家を頼りましょう。

無気力な時こそ「責めない」「慌てない」のが重要

正直、深い無気力状態から抜け出すのは容易ではありません。だからこそ、本人は「慌てないこと」、周囲は「責めないこと」が大切になります。

私も一時期ひどい無気力状態に襲われたことがありました。布団から起き上がる気になれず、起き上がったとしても着替える気になれず、一日中パジャマを着て布団の上に寝転がっていました。

自分では「早くこの状態を抜け出さなきゃ」とか「こんなんじゃダメだ」と思うのですが、体が鉛のように重く、まったく動かなかったのです。

そんなときでも、家族は「今日はそういう気分なんだね」とそっとしておいてくれました。もし「早く○○しなさい!」とか「無気力なんて甘ったれたことを言うな!」と言われていたら、私は家に居場所がなくなり、心と体を休めることができなかったでしょう。

本人は、好き好んで無気力な状態に陥っているわけではありません。心の中では「なんとかしなきゃ」とは思っています。

しかし、ストレスの影響というのは、言葉にするよりずっと深刻です。まずは「早くなんとかしよう」と慌てずに、ストレスによってダメージを受けた心と体を回復させることに専念しましょう。

周囲の方も、「そのうち良くなるだろう」と責めたりせずにそっとしておいていただけると助かります。

まとめ

無気力な状態に陥いることは、珍しいことではありません。「なんだかやる気が起きない」「なにもしたくない」というとき、ほとんどの場合は「でも、やろう!」となんとか行動に移せるものです。

しかし、大きなストレスが原因で心と体の調子を崩してしまっている場合は、そうもいきません。そんなときは、早めにカウンセリングを受けたり、精神科を受診したりして、原因となっているストレスを取り除くようにしましょう。

ストレスが原因の無気力状態から抜け出すのには、それなりに時間がかかります。大きなストレスによって心の電池が切れてしまったときは、慌てずにゆっくり心と体の回復に努めてください。

また、心と体の回復には周囲の理解と協力が必要不可欠です。周囲にストレスから無気力になっている人がいたら、責めずにあたたかく接してあげてください。

emist編集部

本記事はemist(エミスト)を運営する株式会社アシロの編集部が企画を行っております。
emistの運営ポリシーや執筆及び監修体制につきましてはこちらをご確認ください。

あなたにおすすめの記事