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- 公開日:2020.01.15
今更聞けない、長く続く友達を作る5つの方法!友人関係が長続きしない人がしている7つの行動とは
小松亜矢子
元看護士ライター
病院・クリニックなどで勤務したのちに独立。医療福祉系のメディア・雑誌を中心にライティングを行う一方で、地域の中で看護を行うコミュニティナースとしても活動している。適応障害・うつ病で転職を繰り返した経験あり。対人関係・コミュニケーションはあまり得意ではないものの、努力にて克服中。
社会人になると、仕事でなかなか遊べなくなったり、結婚をしたりなどで仲良しだった友達とも疎遠になってしまうこともあるでしょう。また、人によっては友達ができても関係が続かない人もいます。
「気軽に遊べる人ができたらいいな」と思うものの今更どうやって友達を作ればいいのかわからないのではないでしょうか。出会いも学生に比べると格段に減りました。
しかし、工夫次第で友達を作ることは可能です。私自身も、社会人になってしばらくは友達が作れなかったものの、ちょっとしたポイントに気をつけることで少しずつですが友達を増やすことができました。
今回は、どうしたらうまく友達が作れるのか、その方法についてご紹介していきましょう。
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信頼できる友達を作る5つの方法
信頼できて、長く続く友達を作る5つの方法を紹介します。
1:友達になりたい相手には自分から話しかける
あの人と友達になりたい、と思っていても、思うだけでは友達になることはできません。まずは自分から積極的に話しかけていきましょう。
もちろんタイミングにもよりますが、まわりの人から関心を持ってもらえることや、話しかけてもらうことを嬉しく思う人は少なくありません。
趣味の集まりの場や飲み会など、1人でさみしそうにしていたり、どうしたらいいかわからないような雰囲気があったりしたら、そっと近づいて話しかけてみてください。
話せる相手ができて喜ばれるのではないでしょうか。
2:最初は笑顔で軽い気持ちで話しかける
急にハイテンションで話しかけると、話しかけられた相手も驚いてしまいます。まずは明るい笑顔で話しかけてみましょう。
知らない人に話しかけられると、最初は少し相手の返答がぎこちなく感じることもあるかもしれません。それでも返答をしてくれたなら、相手との距離はキープしつつ、会話を続けてみましょう。
その場で絶対に友達になろう、という強い意気込みで臨むと、うまくいかなかったときに落ち込んでしまいます。
相手があまり会話に乗り気でなかったら、すぐに引こうというくらいの軽いスタンスでいるように心がけてみてください。
3:最初は相手とできるだけ多く共感する
知らない人と話そうとすると、最初は話題を見つけることも難しいかもしれません。何気ない会話からはじめて、できるだけ多く相手と共感できるポイントを見つけましょう。
出身地や状況時のエピソード、仕事の話、好きな食べ物のことなど、なんでもかまいません。共感できるポイントがあったら、「私も!」「同じです!」と伝えてみましょう。
共通点があることがわかると、お互いに親近感を持つようになり、距離も少しずつ縮まっていきます。
4:別れる前に連絡先を交換する
しばらく話をして打ち解けたら別れる前に、連絡先を交換しましょう。LINEもしくはSNSなど、その後も気軽に交流が続けられるような連絡手段を交換すると良いでしょう。
特にTwitterなどの自由投稿のものは、相手の投稿に対して「いいね」を送るだけで会話をしなくてもある程度のコミュニケーションになりますし、相手の投稿に感想を送ればそれがきっかけで遊びの約束に発展することもあるでしょう。
連絡先を交換したら、翌日ごろまでを目途に一度連絡をしておきましょう。楽しく話ができたことへの感謝と、これからも仲良くしてほしいということを、軽く伝えるだけで大丈夫です。
会った直後に連絡をしないと、その後どこで連絡をして良いのかタイミングを逃してしまいますので、まずは1回、あって間もないうちに連絡してみることをおすすめします。
5:変に遠慮せず次の約束を提案する
はじめて会った日は、シチュエーションにもよりますが、遠慮しすぎずに一緒にいて話す時間をつくるようにすると良いでしょう。
挨拶程度で終わってしまうと、どんな人だったかが相手の印象に残らず、あとで連絡をしても誰だったか思い出してもらえなくなってしまいます。
また、自然に次の約束を取りに行くことも重要です。自然な提案としては同じ趣味のイベントや場所などになります。
「気になってて、でも一人でなかなか行けなくて、迷惑でなければ一緒に行きませんか?」というだけで大丈夫です。断られても「忙しいのか」くらいにとらえ、また次の機会を待ちましょう。
当日に言えなかった場合、別れた後に落ち着ける場所で1~2週間後の約束を提案してみましょう。
友達ができても長続きしない7つの行動
せっかく友達を作る機会があっても、行動次第では友達関係にまで発展しないこともあります。どんな行動が友達作りの失敗につながるのか、いくつか例を見ていきましょう。
自分から連絡をほとんどとらない・返信をしない
自分から誘えない人や連絡不精の人は一度仲良くなっても人間関係が長続きしづらいでしょう。
一度連絡しない期間ができると、よほど仲良しだったか、連絡する行動力がどちらかにない場合、どんどん疎遠になっていく可能性はとても高いです。疎遠になってしまった人とわざわざ会うのは、一定の負担を感じやすいでしょう。
相手もあなたのように誘ってほしいと思っているかもしれません。もし、「自分に自信がない」という理由で誘えないのであれば、思い切って誘うことをおすすめします。
他人の悪口や噂話ばかりする
他人の悪口や噂話は、聞いていてあまり気持ちの良いものではありません。人付き合いをしていれば、たまにはうわさ話が話題に上がることもあるかもしれませんが、そればかりを話していると、相手から嫌がられてしまいます。
いつもグチ大量に聞かされてるのに、こっちが困った時は全力で悪ふざけでケラケラ笑ってるやつ、ほんとめんどい。おんなじ人の悪口ばっかいつも聞かされてんのにこっちはさ。
— フレスケスタイ (@eucalyptus7Ka) July 24, 2018
悪口や噂話などネガティブな話題ではなく、ポジティブな話題づくりを心がけましょう。
休日の楽しかったことの話、今度の予定の話、趣味の話、ペットの話などほっこりするようなエピソードなど、話していて明るくなったり一緒に楽しめる話であれば、相手も気持ちよく会話をすることができます。
緊張して自虐やネガティブなことを話す
初対面の相手だと緊張して、自虐的な話やネガティブな話題を口にしがちになってしまう方もいるかもしれません。
自虐やネガティブな話も、親しい間柄なら笑い話になるかもしれませんが、そうでない場合は返答に困ってしまいます。
返答に困るような会話が続くと、相手は会話することにストレスを感じて距離を置くようになってしまいます。あまり自虐的なことやネガティブなことは、初対面の方との話題にはしないように心がけたほうが良いでしょう。
自慢話や自分の話を長々する
いくら前向きな話といっても、相手の話をさえぎってまで自分の話ばかりしていると相手はうんざりしてしまいます。ましてやそれが自慢話だったりすると、最初は良かったとしても、だんだんと聞きたくなくなっていってしまいます。
1番の仲良しな友達だけど、
自慢話ばっか聞かされるのはつらいめんどい— ゆき (@milk_ochane06) December 19, 2015
誰かと話をするとき、片方の話ばかりが多くなると、コミュニケーションが成立しにくくなってしまいます。仲の良い間柄であっても、自慢話ばかりが続くと疲れてしまいます。
初対面の方と話をするときは特に、自分を主張するような話題ばかりせずに、相手の話を聞くようにしましょう。
「うん」「そうだね」だけで会話を終わらせてしまう
初対面の方と関係を築くときは、いかに会話をひろげるかが重要なポイントです。こちらから話しかけて、相手が答えてくれたあと、「うん」や「そうだね」などの相槌のみで終わると、会話が続かなくなってしまいます。
相手が何かを返してきたら、それを拾ってもう一度質問をしたり、その話を膨らませたりしてみましょう。
例えば「どこ住んでいるの?」「大阪に住んでるよ」「(大阪に詳しくない)そうなんだ!大阪行ったことないな~、やっぱりお好み焼きとかよく食べる?」「食べるよ~!」「そうなんだ!こっちと違う??」
「引き出しが少ない」と言う人は多いですが、引き出しが少ないのは問題ではありません。自分の経験談を交えつつ(知らない場合は知らない旨を伝える)、相手に興味がある雰囲気を前面に出しましょう。
話しててストレスがない相手と思われれば「また話したい」と思ってくれます。
そうなれば、また次の機会に会うチャンスにもつなげやすくなるでしょう。
表情がほとんど動かず真顔での対応する
初対面の方に話しかけるときは、表情に気をつけることも大切です。
せっかく話しかけても、その表情が変化せずにずっと真顔の状態だと、相手が表情から威圧されているように感じたり、何を考えているかわからなくて不安になったりしてしまいます。
初対面の方と会話をするときは、いつも以上に笑顔や表情を変化させることを心がけましょう。真面目な話をしているときに神妙な表情をしていると、「真面目に考えてくれているんだな」と思ってもらえます。
また、楽しい話をしているときに満面の笑みでいると、「一緒に話すことを楽しんでくれているんだな」と、前向きに捉えてもらうこともできます。
いきなり親密な関係になろうと距離を縮める
友達になれるチャンスだからといって、急に仲良くなろうとして距離を縮めることはやめましょう。急に親密になろうとすると、相手が押しの強さを感じて、警戒してしまいます。
親しくなるためには、最初の会話からしばらくの時間が必要です。友達が欲しいからといって焦らずに、じっくりと関係を築いていくつもりで構えておくと良いでしょう。
初対面の人に話しかける話題の作り方
初対面の人だと、うまく話しかけられない人は多いでしょう。正直何を話せばよいのかわかりませんよね。そこで、初対面の方とどのようにして話題を作ったら良いのか、その方法をご紹介します。
相手の持ち物から話題を作る
初めて話しかけるとき、相手の持っている物や装飾に注目すると、会話のタネが見つかることが多いです。
デザインの素敵なバッグや洋服、文房具などを見つけて、「かわいいですね」「同じものを持ってます」「これ便利ですよね」などと声をかけてみましょう。
相手の持ち物をほめるポイントにしたり、同じものを使っているという共通点を見つけたりすることで、会話がはじめやすくなります。
また、ネイルやピアス、ネックレスなどの装飾品から会話を広げるのもおすすめです。
正直にずっと話してみたかったことを伝える
もしも話しかけようとしている人が、以前から気になっていた、話したかったという人なのであれば、素直にその気持ちを伝えると良いでしょう。
その人に話しかけるときには、話してみたいと思っていたその理由も一緒に伝えてみてください。
「前に○○のイベントでお見掛けして」「すごく姿勢よくて素敵です」「私も○○が好きで、ファンの人と話してみたくて」などです。
憧れていた部分や気づいていた共通点など、素直に思いを伝えることで、警戒心なく話をしてくれるようになるかもしれません。
大勢の人ではなく1人でいる人に話しかけてみる
社会人になってから友達を作りたいと思ったとき、私が行動したのは職場でもない、学生の頃に仲が良かった人のところでもない場所でした。
仕事に関わる研修などは同じ業界の人としか出会えないので、さまざまなバックグラウンドの人が集まるイベントやオフ会などへ出かけていったのです。
そこは当然ながら、初対面の人ばかり。たまたま席が隣になった人に、「どこから来ましたか?」「今日はどうしてこのイベントに来たんですか?」など当たり障りのない質問で声をかけていました。
友人どうしで来ている人たちはすでに盛り上がっているので、私が話しかける対象にしていたのは、1人で来ている人でした。お互いに1人だと、話せる人がいることがわかって安心することができるのです。
その場限りだった人もいますし、SNSなどゆるい形で友人関係が続いている人もいます。
中には、一緒に食事に行くような関係になった人もいますので、出会う場と話しかける勇気があれば、社会人になってからでも友達は作れるのではないかと思っています。
自分に自信をもって笑顔で対応することが一番の近道
せっかくの出会いの場で話しかけても、暗い話ばかりだったり、つまらなそうな顔をしていたりすると、相手は一緒にいたいと思えなくなってしまいます。
初対面の人に話しかけるのは少し緊張するかもしれませんが、笑顔で堂々と話しかけてみましょう。新しい友達を作るには、回りくどいことはせずに、そのようにストレートに関わることが1番の近道です。
友達になれるかどうかは、話してみないとわかりません。この人と友達になろう!と意気込むのではなく、一緒にいるこの時間をまずは楽しく過ごそう、というくらいの気持ちで話しかけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
社会人になると、学生の頃のように友達を作るチャンスがあちこちにあるわけではありません。だからこそ、ひとつひとつの出会いを大切にして、相手と共感できるところを探してみたり、楽しめる話題を探してみたりすることが大切です。
ぜひ新たな出会いに過度に緊張することなく、友達になるまでの時間も楽しめるよう行動してみてください。
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